Support Reference

Clash Verge Rev
よくある質問と
トラブルシューティング

基礎知識、インストールと設定、活用のコツ、トラブルシューティングに分けて整理しています。まず現在の設定、動作モード、問題の発生範囲を確認し、ログと接続履歴をもとに順番に原因を特定してください。

サブスクリプションと設定 システムプロキシとTUN ルールとDNS WindowsとmacOS

Basic Concepts

基礎知識

クライアント、コア、サブスクリプション、動作モードの関係を理解すると、設定の問題をインストールの問題と取り違えずに済みます。

Clash Verge Revは何をするソフトですか?

Clash Verge Revはmihomoコアを基盤とするデスクトップ向けGUIクライアントです。サブスクリプションまたはローカル設定を読み込み、ルールに従って接続を直接接続、プロキシ、またはブロックへ振り分けます。クライアント自体はプロキシノードを提供しないため、初回利用前に有効なサブスクリプションまたは利用可能なClash設定ファイルを用意する必要があります。

ルール・グローバル・ダイレクトモードはどう選べばよいですか?

通常の利用ではルールモードを選び、設定ファイルのルール順に通信を照合します。グローバルモードでは大部分の接続を現在のグローバルポリシーに振り分けるため、ルールが原因かどうかを一時的に切り分ける際に便利です。ダイレクトモードではプロキシを経由せず、プロキシを停止したい場合やローカルネットワークの状態を確認したい場合に適しています。

mihomoコアとClash Verge Revにはどのような関係がありますか?

mihomoはプロトコル接続、DNS、ルール照合、TUN転送を担うコアプログラムです。Clash Verge Revは設定管理、ポリシー選択、ログ確認、システム連携の画面を提供します。トラブルシューティングでは、画面の設定、設定内容、コアの動作を区別して確認する必要があります。いずれも似た症状を引き起こす可能性があります。

サブスクリプション・設定ファイル・ポリシーグループの違いは何ですか?

サブスクリプションは通常、リモート設定を取得する入口で、更新すると新しいノード、ポリシーグループ、ルールを取得できます。設定ファイルはクライアントが実際に読み込むYAMLデータです。ポリシーグループは複数のノードや他のポリシーを選択可能な出口としてまとめたもので、自動選択、フォールバック、ダイレクト、ブロックなどがあります。

ClashのiOSクライアントでデスクトップ版の設定をそのまま使えますか?

iOSクライアントとデスクトップ版では画面やシステム権限が異なりますが、通常は同じサブスクリプションを読み込めます。設定を完全に利用できるかどうかは、クライアントのコア、プロトコルの種類、スクリプト機能、ルール形式によって決まります。読み込みに失敗した場合は、まず提供元が対象のiOSクライアントに対応しているか確認してください。

Installation

インストールと設定

インストール時は、システムアーキテクチャ、設定の入手元、システム権限を重点的に確認します。詳しい手順は入門ガイドをご覧ください。

インストーラーはOSとCPUアーキテクチャのどちらで選べばよいですか?

OSとCPUアーキテクチャの両方を一致させる必要があります。一般的なWindows端末ではx64版を使用し、Appleシリコン搭載MacではARM64版、古いIntel Macではx64版を選びます。Linuxではパッケージ形式も確認が必要です。判断できない場合は、システム情報でCPUとシステムの種類を確認してください。

サブスクリプションURLをClash Verge Revに取り込むには?

サブスクリプションまたは設定画面を開き、完全なサブスクリプションURLを貼り付けて取り込みを実行します。クライアントが設定をダウンロードして解析するまで待ちます。取り込み後はその設定を現在の設定に指定し、プロキシ画面でポリシーグループを選択してください。クリップボードから貼り付けたURLは、前後に空白、改行、日本語の句読点が混ざっていないか確認しましょう。

macOSへのインストール後に開けない、または権限不足と表示される場合は?

まずアプリを「アプリケーション」フォルダへ移動したことを確認し、「システム設定」のプライバシーとセキュリティに表示される警告を確認してください。TUNを有効にしたりサービスをインストールしたりする際、macOSで管理者の承認を求められる場合があります。複数のプロセスを繰り返し起動せず、承認後にクライアントを終了し、「アプリケーション」フォルダから再度開いてください。

TUNモードで管理者権限が必要なのはなぜですか?

TUNモードでは仮想ネットワークインターフェースを作成し、システムのルーティングを変更するため、通常のユーザー権限では許可されない操作が必要になります。Windowsではサービスのインストールまたは起動、macOSとLinuxでは管理者の承認を求められる場合があります。承認後も有効にできない場合は、セキュリティソフト、古いサービス、残存する仮想ネットワークアダプターを確認してください。

WindowsのUWPアプリがプロキシを経由しないのはなぜですか?

一部のUWPアプリにはループバックアクセスの制限があり、システムプロキシを有効にしてもローカルホストの待受ポートへ接続できない場合があります。システムが提供するループバックの免除機能を使い、通信が必要なUWPアプリにローカルループバックアクセスを許可してください。変更後は対象アプリを完全に終了して再起動します。

Usage Techniques

活用のコツ

安定した利用には、分かりやすいルール順、管理しやすいサブスクリプション構成、現在のネットワーク環境に合ったDNS設定が重要です。

Clashのルールで並び順が重要なのはなぜですか?

ルールは通常、上から順に確認され、接続が1つのルールに一致すると後続の照合は停止します。より具体的なドメイン、プロセス、ルールセットは、範囲の広いルールより前に置き、フォールバック用のルールは末尾に配置します。変更後は接続履歴で一致したルールと最終ポリシーを確認し、Webページが開くかどうかだけで判断しないようにしましょう。

ノード選択では遅延テストだけを見ればよいですか?

遅延テストで分かるのは、テスト対象にその時点で到達できるかどうかと往復時間だけです。実際のダウンロード速度、安定性、対象サイトの利用可能性を完全に示すものではありません。ノードを選ぶ際は、継続的なアクセス状況、プロトコルの互換性、ポリシーグループのテスト結果も確認してください。1回のタイムアウトだけで、そのノードが長期的に利用できないとは限りません。

サブスクリプションを更新すると、手動で選んだノードは上書きされますか?

選択状態が維持されるかどうかは、ポリシーグループ名、ノード名、クライアントのキャッシュに左右されます。サブスクリプションの更新でノードが削除されたり、ポリシーグループ名が変更されたり、設定構造が変わったりすると、元の選択が無効になりデフォルトへ戻る場合があります。長期的に使うカスタムルールは、リモート設定のコピーを直接編集するのではなく、オーバーライドやマージ機能で管理するのがおすすめです。

DNSモードはfake-ipとredir-hostのどちらを選ぶべきですか?

fake-ipは通常、ドメインのマッピングとルール照合をより包括的に行えるため、一般的なデスクトップ利用に適しています。ただし、実際のアドレス、LAN内の検出、特殊なネットワーク環境に依存する一部のアプリでは、追加の除外設定が必要になる場合があります。redir-hostは従来の名前解決に近い方式です。切り替える前に元の設定を保存し、nameserverとルール設定も併せて確認してください。

LAN内の他の端末でこのPCのプロキシを使うには?

クライアントでLAN接続を許可し、待受アドレスがローカルホスト限定になっていないことを確認したうえで、ファイアウォールで対象ポートを許可します。他の端末には、Clash Verge Revを実行しているPCのLAN内IPアドレスとプロキシポートを入力してください。信頼できるLAN内でのみ有効にし、待受ポートをインターネットへ公開しないでください。

Troubleshooting

トラブルシューティング

問題がサブスクリプションの取得、コアの起動、システム転送、ノード接続、DNS解決のどの段階で発生しているかを特定し、影響範囲を順に絞り込みます。

サブスクリプションの更新で無効またはダウンロード失敗と表示された場合は?

まずブラウザーでサブスクリプションURLにアクセスできることを確認し、URLの有効期限、アカウントの状態、システム時刻が正確かを確認してください。ブラウザーではアクセスできるのにクライアントで失敗する場合は、いったんシステムプロキシを無効にして再試行し、ログに記録されたHTTPステータス、証明書エラー、解析エラーを確認します。

ノードテストが常にタイムアウトする場合、何を確認すべきですか?

まずローカルネットワークから通常のWebサイトへ直接アクセスできることを確認し、サブスクリプションを更新して複数の異なるノードをテストします。次に、ノードのプロトコルが現在のコアでサポートされているか、端末の時刻が正確か、DNSが利用可能かを確認してください。すべてのノードが同時にタイムアウトする場合は、ノードを1つずつ交換するのではなく、ネットワーク、コアの起動状態、設定構文を優先して調べます。

システムプロキシを有効にしてもブラウザーが直接接続する場合は?

クライアントのコアが動作中であること、システムプロキシのポートが現在の混合ポートと一致していることを確認します。また、ブラウザーで独自プロキシ、拡張機能のプロキシ、セキュアDNSが有効になっていないか確認してください。一部のアプリはシステムプロキシを読み取らないため、個別設定またはTUNが必要です。接続履歴でリクエストがクライアントに入っているか確認できます。

TUNを無効にした後、PCがインターネットに接続できなくなった場合の復旧方法は?

まずクライアントを完全に終了し、システムプロキシを無効にしてから、現在のネットワークへ再接続します。それでも改善しない場合は、物理ネットワークアダプターを無効にしてから再度有効にし、古いプロキシアドレス、デフォルトルート、仮想ネットワークアダプターが残っていないか確認してください。TUN動作中に強制終了や電源断が起きると、ネットワーク状態が復元されずに残る可能性が高くなります。

WebページでDNS解決失敗と表示されるのにノードへ接続できる場合は?

ノードに接続できるのは、プロキシサーバーへ到達できることを示すだけで、ドメイン名前解決の経路が正常とは限りません。DNS機能が有効か、nameserverへアクセスできるか、設定のインデントが正しいか、fake-ipの除外設定が対象ドメインに影響していないかを確認してください。変更後はシステムのDNSキャッシュを消去し、コアを再起動してテストします。